管理監督者の残業代請求

管理監督者とは、会社の経営陣と一体となって、本来であれば経営陣が行うような仕事を代わりに行っているような人のことを指します。

こういう仕事をしている人は残業代を請求できません。経営陣、つまり社長や取締役などが残業代を請求するなどという話は聞いたことがないでしょう。このような人は、そもそも所定の労働時間だけ働くというような概念で仕事をしているわけではありません。必要であればそれこそ夜間、土日などであっても働くでしょうし、そうしなければ会社をより発展させるとか、危機から救うといったことができないのは納得できるでしょう。

もちろんそれは誰かから指示されるから働くのではなく、自分の意思と裁量のもとで行っているのです。これは決してエグゼクティブは24時間365日仕事をしているべきだなどと言っているわけではありません。彼らも人間ですから休みは必要ですし、率直に言えば、高度な経営判断をするためには働きづめでボーっとした頭でできるはずがないとも言えます。

あくまで自分の意思と裁量で、会社にとって最善の働き方は何か、最善の仕事の仕方とはどういうものかを考えながらオンとオフをバッチリ切り替えられる人ということができます。管理監督者とは彼らエグゼクティブと一体となった働き方ということで、彼らと全く同じように自分の意思と裁量で働き方を決められるからこそ、エグゼクティブと同じく管理監督者も残業代を請求できないことになっているのです。

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